2017年11月25日

『無敵の思考』 ひろゆき (著)



こちらのブログで紹介されていた本です。彼の人生観に共感したので読んでみました。

その「できるだけ楽しく暮らす」ためのルールが21個列挙された本なのですが、正直、個別に共感できるものはそんなに多くはなかったです。そのうちの一つを挙げるとすればここでしょうか。

p.69
自分が快楽を得るためにお金が必要な人は、人生のランニングコストが非常に高くなります。
(中略)
 そこの欲と向き合うことをせずに、ただ欲のままにそれを満たし続けるのは、不幸な結末しか待っていません。
つまり「足るを知る」ことができるか否かですよね。有限な人生の中で無限の欲望を満たすことはできませんから、どこかに線を引いて諦めることになります。他人から見てランニングコストが高くても、自分が引いた線の内側に収まっていればそれでいいと思います。

p.149
今の時代は、「ここまでお金を貯めたら労働者としての生活は卒業して、ゆっくり生活できる」というラインが見えなくなります。
そのラインがはっきり見えていた時代の方が例外だったのだと思います。私の親世代はその例外にあたり、叔父たちも含め、きっちり60歳で定年退職して年金と資産を使いながらゆっくり生活している人が多いですね。

しかし今の時代でも、人間の寿命と自分の生活コストからするとだいたいこのへんにラインがありそうだなというのは計算できるので、ある程度稼いだらさっさとリタイアする人生も不可能ではありません。

暗い話になりましたが、安心できるまでお金を稼ぐことより、今の生活で満足できるように考え方をシフトするほうが手っ取り早いということがわかっていただけたのではないかと思います。
早期リタイアを志向するような人からすると常識とも言える考え方です。何よりも「安心」が第一と考える人は、早期リタイアなんて生き方は選択しないほうがいいでしょう。

p.206
先進国で生まれた人は、だんだん経済的に息苦しくなることが、おいらから見ると自明なので、「経済と自分の幸せを切り離せるか?」ってのが、大事なのかなぁ……、と思っています。
本当に経済と切り離してしまったら現代人は生きることさえ困難になりますよ。経済と自分の幸せが密接につながっていること自体は問題ではありません。ひろゆき氏が言いたかったのは、できるだけお金を多く稼いで多く使うライフスタイルに幸福を見出す人は不利だ、って事じゃないかと思います。

なぜそうなるかと言うと、お金を稼げば稼ぐほど、使えば使うほどに罰金が重くなるシステムだからです。参考ツイート:

こんな世の中だと、少なく稼いで少なく使うライフスタイルで十分幸せだと思える人のほうが有利です。

p.207
とはいえ、この本は編集者の種岡健さんに、過去に書いたことや話したことをまとめていただいただけなので、ちゃんと自分で書いたのは、「おわりに」だけなんですけどね。
なんと!
まさに副題どおりの「コスパ最強」な出版方法を実践したことになりますね…。

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posted by 遊民 | Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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