2016年03月30日

ロト6成金のセレブな相談所、復活

7年前の記事『ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇』で取り上げた久慈六郎さんのブログが復活したようです。
久慈六郎、道迷いしながら長旅から帰ってまいりました。

今は昔のように浮世を流していた頃とは間逆の生活をしています。
お帰りなさい。
今は一体どんな生活なんでしょうね。更新が楽しみです。
成金時代の記事も面白かったのですが、ほぼ全て削除されているのが残念です。

たまにこういうことがあるから、更新が止まったブログもフィードリーダーから外さないことにしてるんですよね。

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2016年03月23日

リタイアしたら昼寝は不要になった

O.Aさんのブログより。
毎日、決まった時間に1〜2時間ほど昼寝したい。休日限定の行為としてではなく、毎日。平日、休日関係なしに。早期リタイアしたら一度やってみたい事です。寝不足から解放されたい。寝不足から来るイライラ、ストレス、疲れから解放されたい。不愉快な事から逃れたいというのは生き物としての当然の欲求でしょう。毎日もっと寝たいと思う事の何が悪いのか。...
oa6104.com
分かります。
睡眠不足ほど不快なものはないですね。

毎日、決まった時間に1〜2時間ほど昼寝したい。
休日限定の行為としてではなく、毎日。
平日、休日関係なしに。

早期リタイアしたら一度やってみたい事です。
ところがどっこい。
現役時代はあれほど会社のデスクで居眠りしていたのに(笑)、リタイアしてからというもの、昼寝なんてした記憶がほとんど無いんですよ。

昼寝の欲求が湧き起こるのは睡眠不足を補う生理的必要からなので、夜間の睡眠時間が足りていれば昼間に眠くなることは無いという、まあ当たり前の変化を体験しました。

通勤のために毎朝決まった時刻に起床する、などという悪習から解放されてしまえば、眠くなれば就寝し目覚めれば起床するという極めて自然な睡眠が可能となり、睡眠不足とは無縁の生活が待っています。

睡眠は足りてても昼寝がしたい!という事なら、それもまた自由にできるのがリタイア生活の素晴らしいところではあります。夜の睡眠をあえて短めにして眠気を誘うのも有りかな。
私は敢えて睡眠を分割してとるのは面倒なので、一度に済ませていますが。

関連記事:
40代貯金2000万でセミリタイア : セミリタイアして規則正しい生活ができる人、できない人より:最近はめっきり昼過ぎまで寝る生活になっています(´・ω・`) つまり私は「セミリタイアして規則正しい生活ができない人」です。 でもリタイア・セミリタイアしても規則正しい生活をしてる人が多数なのかな?ちなみに私の場合は…
koutou-yumin.seesaa.net


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2016年03月14日

「保育園落ちた日本死ね!!!」に思うこと その3

元記事が投稿された翌日には、ネット感度の高いブロガー議員おときた駿氏がいち早くこんな反応を示しました。
こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員議員(北区選出)です。不穏当なタイトルですが、今日はこんな匿名ダイアリーがものすごい勢いでネット上で共有されていました。保育園落ちた日本死ね!!!http://anond.hatelabo.jp/2...
otokitashun.com
供給側への補助金が市場を歪める仕組みは正しく理解されているようで大いに結構なのですが、
もちろん民間参入による保育所の新設は必要ですし、そのためには
保育士不足の改善=保育士の待遇改善に十分な投資をしていかなければなりません。
これはいただけません。行政が民間企業の待遇をどうにかするという発想を捨ててください。公金を使って特定の職業だけを支援するなどもってのほかです。

行政が市場への介入をやめれば、保育サービスの価格は売り手と買い手の合意によってのみ形成されます。供給不足ならば自然に価格が上がり、保育士の待遇も改善されます。人々が単純に自己の利益のみを考えて行動するだけで、労働力も含めたあらゆる資源の配分が自動的に最適化されます。市場って本当に素晴らしい。
そういうことです。誰に刷り込まれたのか知りませんが「弱肉強食」とか「生き馬の目を抜く」みたいな架空のイメージで市場原理を嫌っていると、結局自分が損するだけですよ。

そもそも全体的に子育て世帯・子どもたちに対する投資額が、
わが国は先進国にあるまじき低さであることが諸悪の根源です。
違います。
諸悪の根源は行政の市場介入と、受益者負担の原則を忘れた国民自身です。

子育てって、一体いつから行政(つまり他人)の支援がないとできない事になってしまったのでしょうか。公的福祉なんて全くなかった時代の方が逆に、多くの人が普通に子育てしていたという矛盾はどう説明しますか?

子育て世代の生活が苦しいのは支援が薄いから? 本当に?
逆じゃないですかね。国民のクレクレ大合唱によって公的福祉が際限なく膨張しているからこそ、それを負担する国民自身がどんどん貧しくなっているのでは。

すらたろうさんのツイートにあるように、財政支出の半分は国債発行によって将来世代へ先送りしてるわけで、現状の負担で苦しいなんて言ってるようでは本当の請求書見たら卒倒しますよ。まずは国民一人ひとりが本当のコストを知り、「自分への支出は無駄じゃない」などという都合の良い幻想から抜け出さないことには、話になりませんね。


公営福祉の切り捨ては大賛成なんですが、切り捨ての対象が「老人」福祉に限定される理由が不明です。

子育て支援だけはもれなくバウチャーや現金を配って継続したり拡充すると言うのなら、今度は逆に子供を持つインセンティブを与えることになります。子供を持つか持たないかの選択は完全に個人の自由の領域に属するので、政治がズカズカと立ち入るべきではありません。特定の生き方へ国民を誘導する政策はすべて禁止しましょう。



同意。
子育て支援を訴える人の多くは残念ながら、老人優遇政策を推進してきた人たちと同じ穴のムジナなので注意しましょう。

関連記事:
東京都議会議員おときた氏の公式サイトにこんな記事がありました。 【メモ】3人目以降の保育無料←1人目から無料にした方がいいんじゃ… | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト:保育士不足の解消策といい、どうにも政府がいま打ってくる手は すべて的はずれなもののように思えてなりません。その通りです。 保育士不足の件で言えば、問…
koutou-yumin.seesaa.net

おときた駿氏のブログも一時は希望の光が見えたのですが、最近はまるでダメですね。政治家という職業上ある程度の利益誘導で支持を取り付けないと生き残れない事情があるとは言え、シルバー世代との世代間クレクレ勝負に持ち込んでも勝ち目は薄いと思うのですが…。関連ツイート:

おときた氏には是非、
こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。私が情報発信する政策は児童養護や障がい者、子育て支援などの福祉政策関連のボリュームが比較的多いため、「せっかく民間・ビジネスマン出身なんだから、経済政策も語ってくださいよ」「産業振...
otokitashun.com
「結局、政府や行政は『何もしない』のが一番なんだよね」
経済政策だけでなく福祉政策においてもこの原則を貫いてもらいたいですね。

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2016年03月12日

「保育園落ちた日本死ね!!!」に思うこと その2

「保育園落ちた日本死ね!!!」に思うことの続きです。今回は経済学の切り口から。

こういう「弱者が困窮している」系のストーリーを見たときに出てくる典型的な反応として、「政府が何とかしろ」というのがあります。しかし、保育園問題に関して言えば、自由主義経済下で市場原理に委ねていれば起こり得なかった事が、政府の社会主義政策(価格統制、参入規制)のせいで次から次へと起こってしまったというふうに因果関係を認識することが、経済学的には常識です。

参考記事:ここさえ正しく知ることができたなら、


こういう見方こそが的を射ていると気付くのに時間はかからないと思います。国民が政府に「何とかする」事を要求しているうちは、政府の失敗がさらなる失敗で上塗りされることを繰り返すだけでしょう。要求すべきことはただ一つ、「すべての社会主義政策を廃止せよ」以外にありません。

そういえば、バター不足の解決策を国に問う投書が新聞に載ったこともありました。
「社会主義政策の失敗を社会主義政策で穴埋めしようとする」方向性に何の疑問も抱かずに無邪気な質問を投げかける日本国民…。

そういう思考の癖が染み付いていると言ってしまえば絶望的ですが、「政府がなんとかしろ」系のトンチンカンな反応が後を絶たないのは、ちょっとした経済学の知識が足りないせいでもあると思います。その足りない知識をピンポイントでわかりやすく補ってくれる鈴木亘先生のような方は、もっと評価されていいと思うのですがね。

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2016年03月10日

「保育園落ちた日本死ね!!!」に思うこと

何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。子供を産んで子育てして…
anond.hatelabo.jp
既にテレビや国会でも取り上げられてすっかり有名になったエントリー。ヤラセ疑惑が本当だとすれば、大漁大漁、大成功ですね。

今でこそ色んな反応が見られるようになったものの、初期の頃のツイッターの反応を観察していると、この意見を手放しで賞賛する人が多すぎて気持ち悪くなりました。ツイッターもヤラセに違いないと思いたいほどに…。

とりあえず、この気持ちを忘れないうちに記録しておきます。まずは受益者負担の原則論から。

はてなではツイッターより批判が多めですが、その中でも的を射ていると思ったのがこれ1個ぐらいしかなかったという…。
http://anond.hatelabo.jp/20160215210547
あと子供を預けるのは当然の権利という意識がおかしいよね
保育園が無いというのならシッター雇えばいいんだよ
他人に何かやって貰いたいなら金がかかるのは当たり前のこと
その金出せないってなら金も出さずに何かをやってくれる他人がいないのも当たり前のこと
同意。
受益者がコストのごく一部だけしか自己負担せずに、その大部分を他人に負担させることが「当然の権利」なわけないんですよ。では本来どうするのが当然だったのか忘れてしまった人のために言っておきますと、受益者が全額負担するのが当然に決まってます。自己の利益のために赤の他人に税金という負担を強いる理由が何一つ存在しません。もちろん保育だけでなく、介護や医療などあらゆるサービスについても同じことが言えます。

政府が他人の金を奪って自分のために使ってくれる社会福祉の快楽が麻薬のように効いてきて、本来何が当然だったのかもわからなくなった国民が余りにも多すぎやしませんか…。

(つづく?)

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2016年02月08日

リタイア生活に趣味は必要か?

ゆとり隊長さんのツイートより。
私もこのタイトルを見た時、ゆとり隊長さんと同じ感想を持ちました。

元記事はこちら。
自分は無趣味です 最初は仕事しなくていいことを喜んでいたのですが、 1年くらいで飽きました
semiritaia.hatenablog.com
自分は無趣味です
最初は仕事しなくていいことを喜んでいたのですが、
1年くらいで飽きました
私も自己紹介するときに趣味は○○です!と言えるようなものは何も無く、無趣味な人に分類されると思っています。
しかし仕事をしない生活は8年たっても飽きません。

リタイアの予定がある人には、
長い時間を過ごすのに最適な趣味を見つけることをオススメします
そうでないと無為に過ごしてしまい、私のように悩み続けることになります
ここまで読んで思ったのが、「無為に過ごす」ことを苦痛に感じるかどうかは、人によって大きな違いがありそうだなという事。

以前にも書いてますが、私は何もしない(ように見える)時間を過ごすことがとても好きなんですよ。関連記事:
ところが、私とは正反対に、そういう時間の過ごし方をとても苦痛に感じるタイプの人も少なくないようです。例:ホリエモン。
人生の有限感 - Chikirinの日記で紹介されていたの…
koutou-yumin.seesaa.net
これはもう、感性の違い、性格の違いと言うしかないと思います。

結論として言いたいのは、リタイアに向く向かないを判断するのに、趣味の有無はあまり関係が無さそうだという事です。無いよりは有ったほうがマシかもねって程度じゃないかと。

それより、暇な時間をどれだけ心地よく過ごせるかを気にしたほうがいいと思います。リタイアする前に全く何も予定を入れない数日〜数週間を過ごす実験をしてみて、どういう感情が生まれるかじっくり観察するとかね。

なんとなく暇だなあ退屈だなあと感じる程度なら、たぶん大丈夫でしょう。あまりにも退屈になってくると、自然に何かを始めるかもしれません。義務感に駆り立てられてやるのではなく、ほかにやることも無いのでなんとなくやってます、みたいな時間の潰し方ができるようになればしめたものです。

そうではなく、湧き上がる感情が焦燥感に近いものになってきて、何か有意義なことをやらねば!と自分に義務を課し始めるようだと、リタイアに向かない危険な兆候が出ていると思います。

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2016年02月03日

アンケートモニターを断捨離

お手軽にポイントが稼げるアンケートモニターですが、需給のバランスが崩れて以前ほどは稼げなくなってきました。

たとえばマクロミルの場合、アンケートが配信されてから「終了しました」に変わるまでの時間が異常に短い傾向が出てきました。半日持てば良い方で、2〜3時間、下手をすると1時間未満で終了する案件もあります。アンケートの必要回答数と、配信される会員数のバランスが適正でないことは明らかです。

そうなると、ある程度のポイントを稼ぐためには一日中PCの前に張り付く必要があります(私はスマホを持っていないので外出先での回答はできません)。それだけ必死になっても1回の回答で稼げるのは数円〜数十円程度。回答者の供給過剰によりデフレが激しくなっています。

マクロミルのマイページには過去の累計ポイント数や回答数が表示されるので、そこから時給を推計してみたところ、多めに見積もっても千円程度にしかなりませんでした。残り少ない人生の時間をこんな安い単価でお金に換えている場合ではないと、今更ながら気付いた次第です。

会員登録している4つのアンケートモニターの退会に向けて、まずは貯まったポイントの交換手続きを進めることにします。

参考記事:

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2016年02月01日

Feedlyボタン設置

フィードリーダーをGoogle ReaderからFeedlyに乗り換えたのは、いつのことだったか…。
Google Readerのサービスが7月1日をもって廃止されました。 使い慣れたサービスだったのでギリギリまで使い続けてましたが、廃止直前にFeedlyへの移行を済ませました。…
koutou-yumin.seesaa.net
2年半前でしたね。
もっと前から使っているような気がするぐらい、今ではすっかりFeedlyに馴染んでしまいました。

まさか今だにフィードリーダー使わずに、巡回先を一個ずつ訪問して更新の有無を目視で確認してる人、いませんよね…。それは途轍もない時間の無駄遣いなので、今すぐFeedly使い始めましょう。Googleアカウントにログインした状態なら、サインアップは瞬時に完了します。

今更ながら、当ブログにも左サイドバーに大きな [Follow on feedly] ボタンを設置してみました。「フォロー」なんて書いてますが、フィードを受信したいブログを自分のフィードリーダーに追加するだけのことで、ツイッターのフォローとは全くの別物です。追加された側に通知は来ないし読者のアカウントは特定できませんのでご安心を。

参考記事:
今やNo.1RSSリーダーとなったFeedlyの購読ボタンをブログに設置します。これであなたのブログのアクセスアップは間違いなし!!
iinamotto.com


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2016年01月27日

ブログカードの貼り方

貧BPさんのブログより。
 いままでうちのブログって、こんな感じでリンクを貼ってましたよね?ノマドリストで外こもり先を探そう これ、ダサいなぁと前々から思ってたんです。...
etrip.blog.fc2.com
なるほどと思い、私もブログカード形式でリンクを貼ってみることにしました。

ただ、はてなのテンプレートを使う方法だと、リンクの参照元が hatenablog.com になってしまうそうで。
はてなブログのブログカードが拡張され、OGPにも対応しました。これによりOGPが設定されているサイトは、ブログカード形式でリンクを貼ることができるようになります。
mbdb.jp
リファラーを見ていて気づいたんですが、ブログカードでリンクを挿入すると、参照先がhttp://hatenablog.com/となり、リンク先ブログのアクセス解析からは自分が発リンクしたことが伝わりません。

これは残念なので他の方法を探したところ、次の記事を発見。
ブログを書いていて、他のブログやニュースサイトなどにリンクを貼る機会は多いですよね。その際に、単に青い文字でテキストリンクを貼るのが従来のやり方でしたが、これでは少々見栄えが劣ります。 そんな中、様々なブログを巡回していると、はてなブログにはカッコイイ見栄えの良いリンクが散見されることに気が付きます。...
utunet.com
とりあえずこの方法でブログカードを貼ることにしました。

この方法にも一つ難点があって、ブログカード内に引用される本文の長さが長すぎる場合があることです。この文字数を制限する方法がわからないので、長すぎる場合はコピペした後に編集して短くしています。

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2016年01月23日

速い思考と遅い思考

Rootportさんのブログにこんな記事がありました。
あの人がいつも間違ったことを言う理由。/ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』感想 - デマこい!

この本は未読ですが、類似の本を何冊か読んでいるので既視感の強い内容ではありました。

そんな中で腑に落ちなかったのがここ。
 たとえば、あなたが10回続けてコイン投げに負けた場合を想像してほしい。11回目にあなたが勝てる確率は何%だろう?「遅い思考」を磨いてきた人は、きっとこう答えるはずだ。「50%、コインは記憶を持たない」──数学のテストなら、それが正解だ。けれど現実の生活に当てはめれば、そんな答えを出すやつはいいカモだ。なぜなら、そのコインは細工されている可能性が高い[*3]。「遅い思考」に縛られるあまり、現実には役に立たない結論を出してしまう人のことを「頭のいいバカ」と呼ぶ[*4]。
「そのコインは細工されている可能性が高い」って、どうしてわかるのかなあと。ここに書かれている情報だけでその結論を導く方法を私は知りません。出典は
[*3]ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラックスワン』ダイヤモンド社(2009)上巻p227
だそうですので、この本を読めってことですね。さっそく図書館で予約しておきます。

そういう結論になる理由がわからない今の私が考えたのは、次のような事です。
通常1/2の確率で勝てるはずの勝負に10回連続で負けたのなら、それは単なる偶然ではないだろう――こういう類の推測が「速い思考」によって瞬時に閃く人間の脳って、確かによく出来ているなとは思います。しかしだからと言って、推測の域を出ない未知の事柄を既知であるかのように錯覚しかねない速い思考が、遅い思考よりも現実の役に立つとは言えないと思います。むしろその錯覚が災いをもたらすことも少なくないのではないかと。

たとえば「株価が10日連続で下落したのなら、それは単なる偶然ではない。下がり続ける原因があるはずだ。だから11日目も下落するだろう」みたいな思考様式で、全力で空売りを始める人がいたらどうでしょうか。その速い思考が正しいかどうか検証する手がかりさえないのに、よくそんな無謀なことができるなあと思いませんか。

個人的経験から言えば、「遅い思考」が得意で、なおかつ「遅い思考」の限界を知っている人がいちばん一緒に仕事をしやすかった。「数字で分かるのはここまで。ここから先は分からない」と判断したら、パッと思考方法を切り替えられる人。
確かに、遅い思考ではどんな結論も導けない状況において、何らかの意思決定が必要な場面もあることは否定しません。そういう場面での速い思考への頭の切り替えは、特に訓練しなくても本能的にできる事だと思います。人間の脳は生まれつき速い思考ができるように設計されているからです。しかしその逆方向への頭の切り替えは、後天的な訓練によって初めて身に付く能力です。

「遅い思考」にステータスを全振りしている人よりも、場面に合わせて2つの思考を使い分けられる人のほうが、頭いいなあと私は感じる。
場面に合わせて2つの思考を使い分けるためには、遅い思考に全振りするぐらいでちょうど良いバランスになると私は感じます。それぐらい、脳内の2つの思考の非対称性は大きく、放っておくと速い思考の方が支配的に振る舞う特性を持っていると思います。

関連記事:
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手持ちの本がなくてしばらく読書から離れていましたが、図書館で予約していた本がどっさり回ってきたので一気に忙しくなりそうです。…
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404 Blog Not Found: 予想以上に合理的! - 書評 - 予想ど…
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