2010年12月13日

SBIレミットの国際送金サービス

本日付けでサービス開始したようです。
SBI、国際送金サービス13日にも開始 低価格で集客狙う - SankeiBiz(サンケイビズ)

手数料体系はこのようになっています。
手数料について - インターネット国際送金はSBIレミット
10万円以下の少額なら確かに安いものの、25万円超で3,980円のどこが「低価格」なのかと。

為替レートの方はどうでしょうか。
こちらでシミュレーションしてみたら、
送金手数料シミュレーション - インターネット国際送金はSBIレミット
換算レート : 1 YEN = 0.011788 USD
現在のJPY/USDは、
http://www.google.co.jp/search?q=JPY%2FUSD
1円 /米ドル = 0.011858
したがって、為替手数料は約0.59%と出ました。1万ドル(≒84万円)あたり約5,000円ってとこです。
さすがにメガバンク級のボッタクリではないものの、決して安くはないですね。

ほんの9ヶ月ほど前に、
SBIの国際送金サービス
最も恩恵を受けるのは日本の個人投資家だと思いますね。海外口座へのハードルが大きく下がりそうなので。
こんな記事を書いたのですけど、恥ずかしながら大外れでした。
100万円単位で海外口座に送金するような個人投資家のニーズには、まったく適合しないサービスだと思います。

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2010年06月30日

Firstrade VISA Platinum Debit Card の為替手数料

2年前の実験では、
Firstrade VISA Platinum Debit Card による現金引き出し
為替手数料は約0.4%と推定できます。
と書きましたが、今回は少し違いました。

翌日口座から引き落とされたドル/当日引き出した円=0.01119

一方、引き出した時刻の為替レートは、
http://fxchart.fxrec.com/jpyusd.html
のチャートを右クリックして引き出した日時(GMT表示)にカーソルを合わせると、
USD/JPY=0.011180
であることがわかりました。

したがって、今回の引き出しで支払った為替手数料は、
0.01119/0.01118-1=0.09%
と出ました。

ちょっと安すぎる気がして、引き出した時刻の為替レートの代わりに引き落とされた日時の為替レートも調べてみたところ、少し円高方向に動いており、そのレートで計算すると手数料がマイナスになってしまうので辻褄が合いません。やはり引き出した時の為替レートが適用されると見るのが正しいようです。

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2010年06月17日

FirstradeのVISA Platinum Debit Card 更新

Firstradeから新しいデビットカードがFedEXで届きました。
カードのデザインはまったく同じ、カード番号も同じで、GOOD THROUGH(有効期限)が2年後に変わっただけです。

早速SkypeOutを使ってアクティベートしました。Toll Free番号なのでSkypeクレジット残高は減りません。

2年前のやり方
FirstradeのVISA Platinum Debit Card
と違うのは、SSNの代わりに口座番号の入力を求められることです。
私の聞き違いでなければ ”10-digit” の口座番号を求められるのですが、私の口座番号は8桁しかないので、8桁+#を入れたらOKでした。

PINの設定はいじらなかったので変わってないはずです。
近々ゆうちょ銀行のATMで引き出しの確認をしてみます。

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2010年04月14日

株式の実質リターン

債券と株式の実質リターンのデータを検索していたら、こんな記事を見つけました。
投資の達人−超長期投資実践・目指せ金融資産1億円:1. 株式は、最も長期投資に適した金融商品 - livedoor Blog(ブログ)

(追記:なぜかリンク先が消えてしまったようなので、Googleのキャッシュへのリンクに張り替えました。4460nさん情報ありがとうございました。)

株式の実質リターンは
米国での1802年から2001年の200年間の結果は、
  
    名目利回り 8.3%
    物価上昇率 1.4%
    実質利回り 6.9%
とのことです。
アメリカのインフレ率ってもう少し高いと思っていたので、意外に低いと感じました。200年の間には大恐慌という超デフレ時代もありましたから、平均するとこんなものなんでしょう。

さらに興味深いのが次の記述。
シーゲル氏の主張はまとめると

@長期で見ると株のリターンは他の金融資産よりもリターンが高い
A株のリターンは購買力で見たとき、債券の利回りよりもはるかに確実で予想しやすい

つまり、株は長期でみると債券・長期国債・短期国債などの確定利付き資産よりはるかにリターンが高く、インフレにも強く、物価上昇率に対する実質リターンが長期的に見るとほぼ一定で予想しやすい。逆に、債券などの確定利付き資産はインフレに弱く、物価上昇率に対する実質リターンは不安定で予測しにくい。
これです。私がリタイア後も敢えて株式中心のポートフォリオを維持し続ける理由はここにあります。
目先のリスク低減を優先する余り、長期間使う予定のないお金を延々と債券で運用すると、インフレ率変動の影響を受けやすくなり、かえって将来の購買力変動リスクを高めることになると、過去のデータは物語っています。

『株式投資 〜長期投資で成功するための完全ガイド』 読書録 その3 より:
fig11-2.JPG
このグラフを見れば、上記@とAの結論が正しいことがわかると思います。

株式のリスクを避け、元本に手をつけることなく債券や定期預金の利息だけで生活することを目論んでいる人は、現在のようなデフレ低金利時代を嘆くかもしれませんが、実際に債券の実質リターンを毀損するのは高インフレ率のときなんです。なので、高インフレ時代が到来してもっと名目リターンが上がればいいのに、と債券投資家自身が考えているとすればおかしな話だと思います。

このグラフからわかるのはもう一つ、インフレ率が非常に低いときでも、株式の実質リターンには特に変化は見られないことです。長期ではなく1年のグラフでインフレ率がマイナスのときも同様なのは正直意外でした。株式はインフレには強くてもデフレには弱い、という誤ったイメージは捨て去らなければなりません。

関連記事:預金のインフレ抵抗力

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2010年04月12日

ストックが減る恐怖

うさみみさんから前回の記事にコメントをいただきました。ありがとうございます。
期待リターンが低いと精神的に苦しいグラフの形に見えますね。
一番上のグラフが右肩下がりになっていることを指してのコメントと思われますが、この見方はうさみみさんのブログ記事「早期リタイア後の生活の形」に書かれていた「ストックが減る恐怖」という感情と関係がありそうですね。

確かに現役生活が長いとストックは毎年増えていくのが当たり前という感覚になりがちですが、人生の残り時間から逆算した結果、ある時点でストックが減少に転じるのはむしろ自然なことです。ストックの量や収支予測は人によって違うので、その時期を迎えるのが早いか遅いかの違いがあるだけです。なので私は、ストックが計画通りに減っていく右肩下がりのグラフを見て恐怖を感じることはありません。

恐怖なのは、2008年のように運用結果が極端なマイナスになってストックが想定外の減り方をしたときです。それならもっとリスクを減らせばいいではないかと言われそうですが、敢えてそうしない理由は別の機会に書いてみようと思います。

ちなみに、インフレ3%で破綻ということは、期待リターンが5%未満のアロケーションを組んでおられるということなんですね。
えーと、インフレ3%で期待リターン4%(=実質リターン1%)を「仮定」すると破綻するという試算でして、実際の期待リターンを算出したわけではありません。

ちなみに、これまでの資産残高予測の基本形は、名目期待リターン4%、インフレ率2%のグラフですので、現在の私のポートフォリオの名目期待リターンは4%、実質期待リターンは2%と見ていることになりますが、この数字は株式クラス中心のポートフォリオにしてはかなり控えめなほうだと思っています。

追記。
記事タイトルが内容に合っていなかったので直しました。

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2010年04月10日

インフレの影響をどう見るか

うさみみさんのブログ長が〜く続けて、ゆとりある暮らし  マネープランとインフレ率より:
うさみみ家のキャッシュフロー表を眺めていて思ったのは、「インフレ」の影響って大きいなということです。
確かに。
「早期リタイアの判断基準」にも書いた通り、私の場合インフレ率を2%から3%に上げて計算すると、長期的な資金繰りが破綻してしまいます。ただし、インフレ率が上がっても資産運用のリターンがまったく上がらない(つまり実質リターンが1%下がる)と仮定すればの話です。

逆に考えると、インフレ抵抗力のある(つまり実質リターンがインフレ率に影響されにくい)ポートフォリオを組んでおけば、インフレ率が多少変動したところであまり心配は要らないように思います。

試しに実質リターンは一定(=2%)のまま、期待リターンとインフレ率を変化させた場合、資産残高予測がどう変化するか見てみました。

期待リターン3%、インフレ率1%のとき
残高予測3-1.JPG

期待リターン4%、インフレ率2%のとき
残高予測4-2.JPG

期待リターン5%、インフレ率3%のとき
残高予測5-3.JPG

以上のように、インフレ率によってグラフの形状は少し違いますが、残高がゼロになるのは約54年後という点に違いはないことがわかります。

まあ現実には、リスク資産の価値が大きく変動するのに対してインフレ率の変化率は小さいので、実質リターンが毎年一定なんてことはないんですけどね。

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2010年04月01日

2010年第1四半期の資産残高推移

資産グラフ201003.JPG

前回からプラス0.4%でした。平和です。
これだけ変化が少ないと、もう四半期ごとじゃなくて1年ごとの集計でいいような気がしてきました。

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2010年03月05日

SBIの国際送金サービス

待ちくたびれた末にやっと来たかという思いです。
外国人労働者から母国への仕送りが便利になるとかいう視点で見る人もいますが、最も恩恵を受けるのは日本の個人投資家だと思いますね。海外口座へのハードルが大きく下がりそうなので。

日本初となるインターネットを主要チャネルとする国際送金サービス事業への参入について(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングス
今後、新会社「SBIレミット株式会社(仮称)」(当社100%出資を予定、以下「SBIレミット」)において、2010年夏頃のサービス開始を目処として準備を進めてまいります。
2. 「国際送金サービス」の概要
  SBIレミットにおける国際送金サービスでは、送金依頼人がパソコンや携帯電話から24時間送金申込みを行うことができ、送金手続完了後10分程度で送金受取人は、世界のマネーグラム社代理店で送金を受け取れるようになります。また、海外のマネーグラム社代理店から日本への送金の受け取りも可能となる予定です。
特徴1. 安価な手数料
インターネットを主要チャネルとし、送金処理をシステム化することにより効率的な運用を行い、安価な手数料でサービスを提供
特徴2. サービスの多言語対応
日本語や英語に不慣れな外国人労働者も利用しやすいように、ウェブサイト及びコールセンターにおいて利用者のニーズの高い複数言語で対応
特徴3. 24時間運営で迅速な送金
送金手続きはウェブサイトにて24時間可能。受け取りは送金依頼から10分程度で可能
特徴4. 世界中に広がる送金ネットワーク
送金受取りはマネーグラム社の190カ国約18万拠点の代理店ネットワークで可能
特徴5. マネー・ロンダリング防止に対応
利用登録時の本人確認や、フィルタリング・ソフト導入等によりマネー・ロンダリング防止のための高いセキュリティレベルを実現
今のインターネット時代にこの程度のサービスに参入することさえ許されなかった現実が、規制大国ニッポンを象徴していますね。

と思ったのですが、以前ブックマークした次の記事によると、金融先進国のはずのアメリカでも状況は大差ないようです。
音楽産業とマスメディアの次にインターネットが破壊するのは金融業界だ–ついに
今でもまだ、インターネットにとってアンタッチャブルな業界があるのだ。その一つが金融(finance)だ。初期にはeTrade、 Ameritrade、Scottradeなどがあったが、不透明と混乱と政府の規制を基本資質とする古典的な金融業界は、今も昔のままだ。
(中略)
金融業界はあまりにも長らく、反イノベーション的で反消費者的だったのだから、革命的オンライン企業たちは最初から完璧を目指す必要はない。そしてそこに、利益機会がある。たとえばすでにオンラインの金融サービスを2社も作って売った経験を持つCasaresによれば、デジタルの送金コストはかぎりなくゼロに近いのに、銀行は知らん顔をして高額な手数料を取っている。従来の電話会社の態度も同じだ。モバイルが価格破壊をやる前は、別の州にかける電話はべらぼーに高かったのだ。
いやほんと、今の日本の国際送金サービスはソフトバンクが参入する前の携帯電話サービスみたいなもんでしょう。あんなバカ高い料金払う人がいたなんて今となっては信じられません。

消費者のニーズを無視して規制の上にあぐらをかいてきた銀行などは、これから競争に敗れてどんどん淘汰されていけばいいと思います。そのためには我々消費者が金融機関を選別する目を養わなければなりません。たとえば銀行選びの場合、次の記事が参考になります。
オススメの銀行口座 2009 late – GUCCI1210 go further away
では、何を重視するのかというと手数料が低いこと(できれば無料)、そして出し入れの利便性です。どこかに資金を移動したり、入出金のたびに手数料をとられていたのでは目も当てられません。出金の度に手数料105円、振込のたびに210円などとられていては減る一方です。ケチケチするなと言われそうですが、そんな台詞を言う人には貯めることは無理です。
本当にその通りだと思います。
もちろん私のメインバンクは住信SBIネット銀行です。

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2010年02月25日

FirstradeのACH出金の上限

ちょっと昔の記事ですが、
FirstradeのACH入出金の下限と上限
出金の上限は10,000ドルのようです。
と書きました。

ところがつい最近、1万ドルを超える金額をUB(旧UBOC)にACH出金した際、1万ドル以下の金額に分割することなく一度に出金できましたので、このような制限はなくなったようです。

ただし、
In order to protect our customers and maintain the highest level of security, Firstrade verifies all account withdrawal requests totaling $10,000 or more.

We must confirm certain information with you before this request can be processed. Please provide a daytime contact number where you can be reached between 8:30 AM to 4:00 PM, ET.
とメールで告げられました。その後の電話でのやりとりは非常に簡単なものでしたが、時差も大きいのでかなり面倒なことになります。やはり、あらかじめ登録してある自分名義の口座に出金するぐらいのことは、金額の多寡に関係なくすべてオンラインで完結してほしいものです。

こういう場合、次回からは1万ドル以下に分割して出金しようと思います。

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2010年01月22日

運用期間とリスクの関係 その2

先日の「運用期間とリスクの関係」に、nassiさんからコメントを、equilibristaさんからトラックバックをいただいています。ありがとうございます。

nassiさん:
@長期の運用は、短期の運用に比べて、結果のばらつき=リスクが大きい。
A但し、同じリターンを獲得するために背負わなければならないリスク(つまり、リターン1単位当たりのリスク)は、長期の運用の方が短期の運用より小さい。
なるほど。
あえて「リスク」という用語の定義を持ち出さなくても、運用期間が長いほどリターン/リスク比が向上するという簡単な説明で済んでしまうのだと理解しました。
リターン/リスク比という観点で言えば、このような長期投資の効用は、分散投資の効果
分散投資の効果とは、集中投資よりもリターン/リスク比を最適化できること
とよく似ていることに気付きました。


「長期投資のリスク」にファイナルアンサー - 投資の消費性について
主張1) ある前提*1のもとで、投資のリスクは、運用期間の平方根に比例して増大する。

√V(X1+X2+...+Xn) = √{V(X1)+V(X2)+...+V(Xn)} = √V(X) x √n

主張2) 同じ前提*2のもとで、投資の年率リスクは、運用期間の平方根に反比例して減少する。

√V((X1+X2+...+Xn)/n) = √{V(X1)+V(X2)+...+V(Xn)} / n = √V(X) / √n

まったく矛盾していない。
ふむふむ。
前回「互いに否定しあっているわけではないという気がしてきました」とぼんやり感じていたことが正しかったと確信しました。まさにファイナルアンサーです。


運用期間が長くなるほど、
リターン/リスク比が向上する、
または
投資の年率リスクが減少する。

いずれの表現を使うにせよ、短期投資に対する長期投資の大きな利点であることは間違いないと思います。

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