2017年09月25日

便利に使えるクラウドサービス

老後に過去のテクノロジーを振り返るためにも、現在私が利用している無料のクラウドサービスについてメモしておきます。

なお、利用している端末はパソコン、インターネットは固定回線を想定しています。スマホやタブレット、従量制のモバイル回線しか持っていない人には参考にならないものもあるのでご注意ください。

Gmail

今や当たり前すぎて書き忘れそうになりましたが、これがないと何も始まりません。うっかりプロバイダーのメールアドレスを常用してしまうと、他社へ乗り換えるときに面倒なことになりますからね。携帯でキャリアメールを使わないのと同じ理屈です。

ますます精度の上がった優秀な迷惑メールフィルターのほか、プロモーションタブによる振り分け機能も付いて快適そのものです。

関連記事:
現在のメール環境はGmailをハブとして使っています。次の記事に書いてあるような使い方です。 Gmailをメールハブにしよう 第1回 すべての電子メールをGmailに集約しよう : デスクトップ - TECH WORLD (ただ、携帯電話からのインターネットアクセスは高くつくので、携帯電話から直接Gmailを読むことはしていません。) Gmail登場前はHotmailやYahoo!メー…
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だいぶ前から実装されている機能なので今更な感想ですが。 受信トレイのタブとカテゴリ ラベル - Gmail ヘルプ:メッセージは、[プロモーション]、[ソーシャル]、[アップデート] といったカテゴリに分類されます。どのカテゴリを受信トレイのタブやラベルに使用するかは、自由に選ぶことができます。このようなカテゴリを使えば、重要なメッ…
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Google ドライブ

グーグルのクラウドストレージです。Gmailや他のサービスと合計で15GBまで無料。

クラウドストレージの先駆けとして有名なDropboxも、グーグルに追随されては太刀打ちできません。

なくなると困るファイルも含めて、保存しておきたいものは全てここにアップロードしています。過去にワードやエクセルで作成したファイルは、GoogleドライブからGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートで表示、編集することもできるので、マイクロソフトのOffice製品はもちろん、Libre Office等の互換ソフトすら不要になります。

当ブログの本文もGoogleドキュメントで下書きを作成しています。入力していくそばから自動保存されるので、余計な心配無用で書くことだけに専念できます。しかも、バックグラウンドで版の履歴まで自動保存されていて、編集途中で気が変われば元の版を復元できます。

ブロガーあるあるの一つ、「長文記事を書いたのに投稿失敗して消滅」という悲劇とは無縁になります。


Google フォーム

家計簿の入力に利用しています。

関連記事:
半年前、家計簿の付け方で取り上げたばかりのオンライン家計簿「ココマネ」が、12月25日でサービス終了となります。 【重要】ココマネ サービス終了のお知らせ|ネット家計簿ココマネ どうせなら31日まで使わせて欲しかったなあ。年の途中で家計簿切り替えると、年末の集計の手間が…
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Google フォト

以前はPicasaと呼ばれるサービスもありましたが、こちらに統合されたようです。

2000年頃からデジカメで撮影した写真は、すべてここにアップロード済みです。アルバムの作成や共有も簡単にできます。

大量の写真をアップロードすると15GBなんてあっという間に消費してしまうのでは、と思いますよね。ところが、アップロードサイズを「高画質」に設定しておくとストレージ残量を消費せずに無制限にアップロードできるという、大盤振る舞いな仕様になっています。ただし、元の写真のサイズが16メガピクセルを超えるものは、アップロード時に自動で縮小されます。

ちなみに16メガピクセルの写真ってだいたい4,608×3,456ぐらい、デスクトップPCの標準的な液晶モニターの解像度(フルHD)で約7.7枚分に相当します。プロの写真家でもない限り、これを超える解像度で写真撮影する必要はまずないと思われます。


Evernote

クラウド版のメモ帳のようなものです。私はツイッターの過去ログ保存用の倉庫として使っています。

ツイッター標準の検索機能が余りにも使いにくく、「昔ツイートしたあれ、どこいった?」問題が頻発していました。これを解決するために、自分のツイートを自動でテキストファイルに保存していく仕組みを作りました。

そのために必要なもう一つのサービスがこちら。
See what's new on IFTTT, and browse collections of services and Applets curated by topic area. Discover new ways to do more with the services you love.
ifttt.com
様々なウェブサービス同士を連携させることができます。

「ツイッターで何かツイートしたら、それをEvernoteの特定のノートへ追記する」というアプレットを作成しておけば、あとは自動でやってくれます。

ifttt.com_my_applets.jpg

最初はEvernoteではなくてGoogleスプレッドシートへ保存したくて、それ用のアプレットを作ってみたのですが、このアプレットがうまく動かず、断念しました。

参考記事:
IFTTTはTwitterとEvernoteのような全く別のWebサービスでも結び付ける事ができます。例えば、Twitterでツイートした文章をEvernoteのノートにも書くような事です。今回は、これを実行するレシピを作ってみたいと思いま
toolmania.info



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2017年09月20日

満員の「仮想通貨セミナー」に違和感

現代ビジネスの記事より。
仮想通貨のトレンドは急速に右肩上がりだ。9月2日には過去最高値の1ビットコイン54万円を突破した。今年1月に10万円前後だったので5倍強。ビットコイン長者が続出している。
gendai.ismedia.jp
先日読んだ本とは対照的に、暗号通貨の闇の側面を強調する記事のようです。

ブロックチェーンなど金融技術は、日々、進化するが、悪用する側も進化している。今後、政策、情報、課税、規制などあらゆる面で各国が、国際的に連携して対応することが必要だ
(中略)
口火を切って講演したアメリカ合衆国国土安全保障省のロバート・ホィットカー特別捜査官は、こう警告を発して各国の連携を訴えた。
初っ端からアメリカ政府の人間が登壇して国家間の連携を訴えるセミナーですか…。捜査機関の人ならともかく、民間人がわざわざ金を払って聞きに行くようなことなのかな、と思いました。

ただ、その不安を抱くよりも前に解決すべき問題がある。管理者不在と匿名性ゆえに生じる仮想通貨の犯罪利用である。
まず、そこを遮断して利用者から信頼を得ることが普及の条件。
「犯罪利用を遮断して利用者から信頼を得る」という発想に違和感があります。

たとえば携帯電話やインターネットの犯罪利用は未だ遮断されていません。振り込め詐欺はなくならないし、フィッシングメールを受け取るのも日常茶飯事です。だからといって、携帯電話網やインターネットの機能自体が信頼できないことにはなりません。

おそらくインターネット黎明期には、
「管理者不在と匿名性ゆえに生じるインターネットの犯罪利用を遮断して、利用者から信頼を得ることが普及の条件」
みたいなことを言っている人もいたはずです。しかし現実にはそんな条件など満たさないまま、ここまで普及してきたわけです。

それは業界関係者の共通認識であるとともに、捜査・監督当局の思いでもある。
金融業界と政府関係者の思惑はわかりましたが、では肝心の消費者の思いはどこいったの?と聞きたくなります。

ある道具が犯罪利用されていようがいまいが、一人の消費者としては便利なら使うし不便なら使わない、それだけのことなんですけどね。暗号通貨以前に人類が発明してきた、インターネット、携帯電話、飛行機、車、包丁などの道具の中に、「犯罪利用を遮断したから信頼されて普及した」と言えるようなものは一つも無いと思います。

犯罪者が、まず使う。だから防御技術を先に開発し、利用者の信頼を得る――。
たとえば「携帯電話は犯罪者がまず使う。だから携帯電話を犯罪に使われても防御する技術を先に開発しよう」みたいは話は聞いたことがないのに、なぜか暗号通貨の場合だけ消費者はそっちのけで犯罪防止に前のめりになっているのが、非常に気持ち悪いんですよ。

優れた防御技術を備えた新しい暗号通貨を開発して、市場で既存の暗号通貨と競争しようと言う話なら否定はしませんが。

しかし犯罪防止を口実に、防御技術のない既存の暗号通貨に法規制の網をかけようという話なら、全くフェアではないのでやめてもらいたいと思います。

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2017年09月15日

差別する自由

きっかけは柴田英里さんのこのツイートだと思うのですが、
ツイッターやブログで「差別をする自由」が話題になっています。

ツイッターの反応は「そんな自由などない!」などと骨髄反射的に全否定するものが多く見られますが、もう少し落ち着いて考えてみましょうや。

まず第一に、「自由」の意味について。

自由や権利の概念が本来の意味よりも広くなりすぎてわけがわからなくなる現象は、今までに何度も見てきました。
表現の自由といった自由権の話をしている文脈で、家を燃やすとか人を殴るといった物理的暴力を行使することも「自由」の中に含まれると考えている人は、少なくとも表現規制反対派の中にはいないと思います。他害禁止原則は自由権の基本ですので。

柴田氏の発言における「自由」にも当然、物理的暴力は含まれないと解釈するのが妥当です。

次に、「差別」の意味について。

なるほど、

差別=「力づくで」不利益を与えること

と定義している人もいることはわかりました。そりゃ話が噛み合うわけがありません。

力づくではない「差別」もたくさんありますよ。
嫌いな奴を無視する、無職にはアパートを貸さない、映画館のレディースデー、女性専用車両、スーパーのシニア割引などなど。

@ある基準に基づいて,差をつけて区別すること。扱いに違いをつけること。また,その違い。 「いづれを択ぶとも,さしたる−なし/十和田湖 桂月」
A偏見や先入観などをもとに,特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること。また,その扱い。 「人種−」 「 −待遇」
この辞書の定義にあるように、強制力を伴わない意味で「差別」という用語を使っている人もいます。私もその一人です。力づくで何かやる行為をピンポイントで表すには、「暴行」や「強要」といった別の用語を選びます。

特に、柴田氏の「差別する自由もある」の文脈では元々ヘイトスピーチのような差別表現のことを指していたのであり、「力づくで」どうこうする行為が含まれていると解釈するのは無理があります。

以上のような解釈から、柴田氏の「人間には差別をする自由もある」発言には何の問題もないと考えます。

参考ツイート:




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2017年09月10日

暗号通貨の利点

小椋 一宏さんのブログより。
夏休みの思い出づくりに暗号通貨マイニングをしてみたので、そのレポートをしてみます。
medium.com
たいへん面白い自由研究です。思い出づくりのために6万円をポンと投資してみるその姿勢が素敵すぎます。

電気代が確定しないことには何とも言えませんが、おそらく結論的には
儲かるか、というと多分もういまから参入しても儲からないと思う。
こうなるでしょうね。
誰でも新規参入できる完全オープンな市場で、電気代の高い日本のマイナーは最初から重いハンデを背負っているのですから、勝負は見えています。

今となっては直接採掘するよりも、ツルハシやジーンズを売る方がまだ望みがありそうです。そういう商売もやがて飽和して割に合わなくなっていくとは思いますが。

いずれにせよ、「いかにして金を稼ぐか」という視点で物事を考えなくなって久しい私にとっては、マイナーやトレーダーとして暗号通貨市場へ参入する動機は皆無なんですけどね。ただただ、一人の消費者として使える通貨の選択肢が増えればいいなと思っているだけです。

そして最大限に共感したポイントはここですね。
夏休みの暇な時間に考えてみた。Bitcoinは貨幣なのか。そもそも貨幣とは何なのか。不換紙幣になった時点で、それは本質的には何の価値もない紙切れだが、それをみんなが使えると信じているから価値がある。Bitcoinは所詮ただの情報じゃん、と思っていたが、それを言ったら貨幣も金やプラチナとは本質的に異なる、ただの紙切れなのだ。
そこまで考えると、Bitcoinもたいがい胡散臭いが、日本銀行券もおなじぐらい胡散臭いということに気づいた。
その価値の根源が人々の信用に依存しているという性質は、暗号通貨と日本銀行券に共通しています。気付いている人はまだまだ少ないようですが。

では、円とBitcoinの本質的な違いは、中央銀行の存在なのか……?
そう思います。
中央に管理者がいる日銀券と、いない暗号通貨(一部例外はあるようです)。

管理者がいないより、いる方が信用できると思いますか? そうとも限りません。たとえば今では完全に普及したインターネットにも中央に管理者はいませんが、その仕組みや動作が信用できないと思っている人は少ないでしょう。

日銀券だと通貨の供給量に上限はなく、日銀が必要と判断すればいくらでも増やすことができます。暗号通貨の場合、供給量の上限がオープンソースのコードで予め決まっている(これも例外あり)ので、誰かの独断で供給量を増やして価値を薄めることはできません。

「誰かを信用するリスク」自体を排除する(trustlessな)仕組みを用意したこと、これこそがブロックチェーンによる画期的な技術革新であり、暗号通貨最大の利点だと思います。

関連ツイート:
関連記事:
ツイッターを眺めているとこんなツイートが目に入ってきました。 それと、もう一度言いますが、あなたの言ってる「お金」はいったい誰が作り、誰がその信用を担保しますか? https://t.co/Dlb1OmUzDo— 住友陽文 (@akisumitomo)
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2017年09月05日

公権力を利用して他人の自由を奪ってはいけない

うえしんさんのツイートより。

元記事はこちら。
EXILEのTAKAHIRO(32)との結婚と妊娠3カ月(来春出産予定)を1日に - Yahoo!ニュース(デイリースポーツ)
headlines.yahoo.co.jp
一般的にCMは契約書で、契約期間中の結婚や離婚、妊娠などが制限される場合が多い。

彼女の個別の契約内容を知ることはできませんが、仮にこのような制限があったとして、果たしてそれが「人権に抵触して奴隷になる歪みの元」であるから「法で抑止すべき」事なのでしょうか? そのような捉え方は根本的に何かが間違っているように思います。

一つは「人権」や「奴隷」の意味を履き違えていること。

たとえば「契約期間中は結婚しないこと」という条件が付いた契約を提示された場合、それに同意するかどうかは任意であり、誰も契約を強制することはできません。条件が気に入らなければ断ったり、交渉したりするのは本人の自由です。そしてその自由が「人権」です。

どのような条件であれ、任意の契約を結ぶことは何ら「人権」に抵触しません。法で強制されるNHKの受信契約とは違って断る自由があるのです。ましてや、法的にではなく物理的に拘束されて労働を強制されていた「奴隷」とは完全に異なります。

関連記事:
ダイヤモンド・オンラインの記事より。「結婚宣言」で大炎上!アイドルに禁欲を押し付ける日本の男の異常性
koutou-yumin.seesaa.net
netgeekさんの記事より。 【炎上】AbemaTVがタダ働きの奴隷を募集。「タレントに予算を使っているので時給0円です☆」テ…
koutou-yumin.seesaa.net

もう一つは、自分が好ましくないと感じる事柄をすぐに「法で抑止すべき」という方向へ持っていくこと。

いわゆる「規制脳」の典型と言える発想だと思います。なんというか、規制大国ニッポンではこの手の発想は既視感が半端なく、見るたびに絶望的な気分になります。

「独身条件付きの契約」自体を法律で禁止すればそりゃ一部の人には好都合でしょうが、自己の正義のために無関係の他人を巻き込んでもよいことにはなりません。公権力を利用して他人の自由を奪う行為。これこそが人権侵害であるという事が理解される日は来るのでしょうか…。

参考記事:


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